これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

39歳の失恋の時に出会ったアーティストと不眠症が治った話

今から6年くらい前、39歳の時失恋をした。大失恋だった。婚活で出会った人とお付き合いすることになり、私は結婚したいと思っていたのだが残念ながら実現せず別れることになってしまった。

あの時は辛かったな。心を癒そうとして、ユーチューブで動画を漁っていたら、アーントサリーの音楽に出会った。初めて聴いたのは「かがみ」という曲。衝撃的だった。歳をとると若い頃とは違って、なかなか「これはいいな」と思う曲に出会えないのだが、
アーントサリーは、「これは大好きになるアーティストだな」と思った。すぐCDを注文した。

不思議なもので、アーントサリーを聴いた時、初めて聴いたような感じがしなかった。
なんだか、39歳で失恋して、そこで出会うのが必然だったような感じがした。おそらくあのまま彼女とうまくいっていたら、アーントサリーを知ることはなかったと思う。たとえ知ったとしても、もしかしたらそこまでピンとこなかったかもしれない。

その後は、アーントサリーのボーカルphewの関連のアルバム(ソロアルバムやバンドmost等)を買い集めた。中年での別れは本当に辛かったが、そのおかげで出会えたアーティストだ。そしてそれが最初から決まっていた運命だったのかな、と思ってしまう。

もうひとつ、嬉しい誤算?があった。私は当時、不眠症に悩んでいたのだが、その不眠症が治ったのだ。恥ずかしい話だが、彼女と別れてから、毎晩泣いていた。泣いても泣いても涙が止まらなかった(笑) お風呂の中でたくさん泣いて、もう充分泣いたかな?と思っても、体を拭いている時に涙が出てきたりした。
でも、おそらくたくさん泣いたおかげで、自律神経が整ったのか、不眠症が治りよく眠れるようになった。当時私は、彼女と一緒に暮らすようになれば、不眠症が治るかな?と期待していた。でも、実際は彼女と別れてしまい淋しさに毎晩泣くことにより不眠症が治った。皮肉な話だ。
アーントサリーを聴くと、あの39歳の頃を思い出す。