これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

堀江貴文「我が闘争」

・いつだって今この瞬間に集中して過去を振り返ることなんてしなかったという堀江さん。刑務所に入り暇な時間に戸惑い、過去を思い出しのがこの本を書き始めたきっかけとのこと。最初に書かれている「はじめに」の文章は非常に引き込まれて、読者の心をつかむのがうまいと思った。これからこの本を読むのが楽しみになりわくわくした。そして私も過去を振り返って思ったことを書いてみたいなと思った。

・5歳の頃に怪我をして、幼稚園を休んでいる時に、家に飾ってあった百科事典に夢中になり、情報を得る楽しさに目覚めたとのこと。もしかしたら、これが堀江さんの基礎になっているのかもしれない。私は、子供の頃は退屈な時間がたくさんあったが、暇さえあれば野球の壁当てばかりやっていた。子供の頃から一人で黙々とする作業が好きだったんだな。それはそれで楽しかったが、あれだけ時間があったのだから、もっと何か別のことをしておけばよかったなと読みながら思った。

・プロ野球球団買収、ニッポン放送買収、総選挙の出馬の件は、当時ニュースでやっていたが詳しい内容は知らなかったので、この本を読んで一通りの流れを知ることができ非常に興味深かった。買収や出馬をしようと思った理由、そしてその後も目的も書かれていて個人的にはどれもなるほどなと思える内容で素晴らしい考えを持っている人だなと思った。

・ライブドア事件も当時ニュースで騒いでいたが、私は詳しい内容は知らなかった。この本を読んで、私の頭には難しくて理解できない部分もあったが、大まかな内容を知ることができた。他の本にもっと細かい詳細が書かれているみたいなので、読んでみようかなと思った。

・最後に書かれている「おわりに」の文章が「はじめに」の文章と同様、非常に印象に残った。人の人生は1本の線ではなくて、一瞬一瞬がそれぞれ別の新しい自分なのではないか、という一文は強く印象に残った。そして、今までは「人の気持ちなんて、わかるわけがない」と思っていたが、これからは「人の気持ちはわからない。でもできるかぎりわかろうとする」という考えに少し変化したとのこと。この一文も強く心に残った。

・堀江さんはいくつかの本で、過去のことはあまり考えない、今を忙しくすることで落ち込んだり不安にならないようにしている、というようなことを書かれていた。これは私も見習ってそのようにしたいと思っている。そして、この本の最後の4行が凄く好きだ。非常に勇気づけられ、がんばろうという気持ちになれた。ありがとうございます。