樺沢紫苑「学び効率が最大化するインプット大全」 - これからは、のびのび生きよう！

樺沢紫苑サンクチュアリ出版 2019年08月03日

樺沢紫苑先生の「学び効率が最大化するインプット大全」を読み終えた。動画セミナーにも参加した。樺沢先生の書籍は今まで何冊も読んでいるが、今回もわかりやすい内容でしかもボリュームたっぷりで、気づきと今後やってみようと思う内容がたくさんあった。以下、特に心に残ったところを書いていきたいと思う。

①インプットは量より質！
1ヵ月に本を10冊読んだとか、1年間で何冊読んだとか、ついついインプットの「量」を気にしてしまうが、大切なのは「量」より「質」。10冊本を読んでも何も心に残っていないのでは意味がない。インプットとは、脳にIN（入れて）して脳にPUT（置く）すること。INしてもPUTされなきゃ意味がない。情報ばかり集めるのは、賞味期限前のお寿司を10人前買うのと同じ。今後は、自分が消化できる分だけの情報を集めて、脳にしっかりPUTしたいと思う。

②AZ（アプトプット前提のインプット）で行こう！
ではインプットの質をよくするにはどうしたらいいか？
それは、インプットはアウトプット前提で行うこと。本書ではこれを「AZ」と言っている。樺沢先生が本書で一番伝えたいことは、この「アプトプット前提のインプット」だと個人的には思う。「AZ」という言葉は、今後普通に使われる言葉として残りそうな気がする。アプトプットを意識しながらインプットすることで、本やネット記事をなんとなく読むことがなくなりインプットの質が間違いなく高まると思う。確かに最初からレビューを書くつもりで本を読めば、いい加減なことは書けないのでそれだけ真剣に読むと思う。読むだけでは読書ではない。読んで書くから「読書」というのもなるほどと思い心に残った。

③インプットする前に「なんのためにインプットするのか」を考える。目標設定をする。
インプットの質を上げるためには、インプットする前に自分が何のために、何を知りたいのかを考えるといい。確かにそうだなと思う。たまにブログ記事で、最初に「あなたはこの記事を読むことで、〇〇とは何かを学ぶことができます」というように書いてある記事を見かけるが、最初にそのようなことが書いてあると、記事を読む目標が明確になって頭に入りやすいと思う。今後はインプットする前に、自分は何を知りたいのか、そしてそれを知ってどうなりたいのかを考えてからインプットしたいと思う。

④その他

上記の3つ以外にも「質問できるということは、自分が何をわかっていないかがわかっている状態。ソクラテス「無知の知」」とか、「同情と共感の違い」「マンダラチャートを書いて、脳内情報図書館を構築する」「グーグルアラート等のグーグルの検索方法」等なるほどと思う情報がたくさん書かれていて心に残った。

※今後、実践していきたいこと
①本を読んだ後は、必ずレビューを書く。アウトプット前提で読む。量の目標は設定しないが、月に1冊は読んでレビューを書きたいと思う。
②マンダラチャートの作成。
③一週間のうち少しでも、自然の中で過ごす時間を作る。（癒しの効果が得られるらしい）

本書は、半年後にまた再読しようと思う。きっと新しい気づきが得られると思う。