メイク10

コロナの影響で学校が休校になってから、現役東大生がユーチューブで無料の配信授業行っている。興味があって少し授業を見てみたのだが、非常に面白い。

数学の授業で、メイク10という問題を知った。
メイク10とは、4つの数字を四則演算（＋－×÷）とカッコを使用して10にすること。
例えば、「1、2、3、4」。この4つの数字で10を作る。
この場合は、
①1+2+3+4=10
②（2×3+4）÷1＝10
③2×4+3-1＝10
その他、たくさんの解答があると思う。

じゃあ、「2、3、4、5」の場合は？
この場合は、
①（4×2）+(5-3）=10
②3+4+5-2=10
③2×5÷(4-3)=10
これも、たくさんの解答がありそうだ。

やっているうちに様々な発見がある。
例えば「1」は、9or10or11を10にすることができるから、最後に残しておいて他の3つで9or10or11を作ればいいし、また、2つの数値で9or10or11を作って、残りの2つの数値で1を作ればいいという考え方もできる。それから「5」も便利な数字で、残りの3つで2or5を作れば10にすることができる。

今はなんでもネットに答えが載っているので、すぐ調べて答えを見てしまうことが多く、試行錯誤して考えるという機会が私自身減ってしまっていた。専門的なことはわからないが、やはり考えるということは脳にとって大事なことなのではないかと思う。たまにはこういう問題を時間をかけていろいろ考えてみるのも必要だと思うし、なにより楽しいので定期的にやりたい思う。