これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

どうしても嫌いな人

職場でどうしても嫌いな人がいる。とにかく仕事ができなくて、いい加減で途中で投げ出す。そして自分には落ち度はない、上司からの指示に従っただけ、上司から指示を受けていなかった・・・等々、いいわけばかりで口だけは達者。今まで何度かぶつかったことがあって、でも分かり合えず、もう関わりたくなくて顔も見たくないのだが、仕事上接点があるので、毎日顔を合わせなくてはいけない。

もう本当に嫌い。面倒くさそうに電話をとる姿とか、人によって態度が全然変わるところとか、キャビネットを乱暴に閉めるところとか、メールや報告書にいちいち(〇〇課長の指示によるもの)と書くところとか、毎日何度も腹が立ってしまうし、休日も思い出して腹が立ってしまう。

人を恨んだり嫌ったりするのは、燃えている石をずっと持っているようなものだと聞いたことがある。人を嫌っていても、自分が傷ついて損をするだけだ。だから、その人を気にしない努力、好きになる努力をした。ノートにその人のいいところを書き出してみたり(それ専用にノートを買った!)、1日100回「〇〇さん(その人の名前)に感謝しています」と鏡の前で言ってみたり(怖い)、腹の立つ言い方をされても、でも…、〇〇さんは良かれと思って言ってくれたのかもしれないとできるだけいいように解釈しようとしたり、とにかくたくさんの努力をしてみた。嫌いな人の幸せを願うとその人が離れていくと聞いたので、「〇〇さんが幸せになりますように」とその人の幸せを毎日願ったこともあった。でも、ダメだ。状況はよくなるばかりか、どんどん酷くなっていく。毎日腹が立って怒りに震えている。結局、そういう努力をしている時点で、意識しているということだからダメなんだよね。その人に対して無関心、気にならなくなるようになるのが本来のゴールで勝利だ。

あとできることといったら、他のことに夢中になるということだな。何かを考えないようにするというのは、難しい。でも、人間は2つのことを同時に考えられないので、他のことに夢中になれば自然にもう1つのことは思考からはずれる。極端な話、もっと嫌いな人ができれば、その人のことは思考から離れるだろう。
これ以上、嫌いな人は作りたくないので、好きな人を作ればいいのかな。好きな人ができれば、嫌いな人のことは考えなくなる。部下でとても真面目で一生懸命な人がいる。その人のことは応援したいと思っている。これからはそれだけを考えるようにしよう。一番いいのは恋をすることだな。その恋がかなわなくても、好きな人のことを考えている時間は幸せだ。まあ、恋をしてなくても、なるべく好きな人のことを考えるようにしよう。