突然聞かれて、パッと答えるのが苦手

スーパーのレジで会計していたら、レトルトカレーの箱が潰れていたらしく若い女性店員が「箱が潰れているのでお取替え致しますか？」と声を掛けてきた。私は、突然若い女性店員に話しかけられてびっくりして、反射的に「すいません、お願いします」と答えてしまった。店員さんが棚に商品を取りに行っている時に、箱なんて捨てるだけだし別に潰れてても気にならなかったなと思ったが、今更いいですというわけにもいかずあとの祭り。

なんてことないことだが、こういう小さなことで落ち込んでしまう私。箱が潰れている商品はスーパーは売り物にならないだろう。だったら、そういうことを気にしない私が買ってあげればよかったな。とっさに答えてしまったが、冷静に考えて答えればよかった・・・。

私は瞬間のリアクションが苦手だ。普段の会話でも、会社の会議でも、突然「これはどう思う？」と振られるのが凄く苦手。どう答えようと、後で必ずといっていいほど後悔してしまう。事前に話すことを準備していないとダメなんだよな。もちろん、その場で考えて話すこともたくさんあるけど、そういう時は「うーん」と考え込んでしまうことが多い。後で後悔するのが怖いからだ。だから、某ロックバンドのボーカリストが音楽番組に出て、司会者から質問された時に、「うーん」と無言になってしまうのは凄くわかるような気がする。

何か大きな買物をした時に、レジで「プラス1,000円で〇〇がつきますけどどうしますか？」とか聞かれる時があるが、そういう予測していなかったことを突然聞かれると、すぐ決断できずに困ってしまう。そして、どちらを選んでも後悔してしまう。

だから、メールなんかはじっくり考えながら書けるからいいんだけど、ラインみたいに、会話形式でポンポンポンと返事をしなきゃいけないのは苦手だ。

とにかく、突然聞かれて、パッと答えるというのが苦手。こう聞かれたらこう答えると準備しておかないとダメだ。まあ、今後はそういうことを聞かれる場合もあるというのがわかったので、そういった意味では経験を積んでよかったと思う。大袈裟だな。大変だ。