これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

「良かったこと」に意識を向ける

 

物事には二面性がある

コップ1杯の好きな飲み物を半分飲んだ時に、
「もう半分しか残っていない」と思うのがネガティブ思考、
「あと半分も残っているじゃないか」と思うのがポジティブ思考、なんて話をよく聞く。

物事には必ず良い面と悪い面の二面性がある。
例えば彼女にふられたら、「俺は彼女なしじゃ生きられない。もうダメだ。」と落ち込むけど、
「もっと自分に合った女性に出会うチャンスだ」と考えることもできる。

そして、どっちの思考(解釈)を選択するかは自分で決めることができる
それならば自分が幸せでいられる解釈を選択した方がいい。 

ネガティブはネガティブなままでいい

とはいえ、いくら物事には二面性があるということを頭では理解していても、
気持ちを切り替えることはなかなか難しい。
無理やり、自分のネガティブな感情に蓋をして、ポジティブな思考を押し付けるのも
良くないような気がする。

自分がネガティブに感じたなら、それはそれでいい。
ネガティブな出来事はネガティブな出来事で、無理してまでポジティブに考える必要はない。
人に嫌なことを言われて落ち込んだなら、それはそれでいい。
もちろん前向きに解釈することができるのならそうするべきだが、
無理してまでポジティブに考える必要はない。 

良かったことに意識を向ける

そのかわり、そのネガティブなことにずっと意識を向けているのではなく、
ポジティブなことに注目して意識を向けるようにすることが大事だと思う。

どういうことかというと、例えば、1日に良いことが3つ、悪いことが3つあったとする。
ネガティブな人は「今日は嫌なことが3つもあった。最低な一日だった。」
と悪いことに意識を向けてしまう。
一方、ポジティブな人は「今日は良いことが3つもあった。最高な一日だった。」
と良いことに意識を向けて幸せな気持ちでいることができる。

これが極端になると、1日に良いことが9つ、悪いことが1つあったとしても、
ネガティブな人は「今日は嫌なことがあった。最低の人生だ。」と思ってしまう。
1つの悪いことに意識が向いていて、9つの良いことに意識が向いていないからだ。

一方、ポジティブな人は、1日に良いことが1つ、悪いことが9つあったとしても、
「今日は良いことがあった。自分は幸せだ。」と思うことができる。
悪いことより、良いことに意識が向いているからだ。 

良いことを考える思考回路を鍛えて大きくする

脳は筋肉と同じ。
よく使う思考回路が発達し、使わない思考回路は衰えていく。
植物と同じで、水をやり続けた思考回路がどんどん発達して大きくなっていく。
ネガティブなことばかり考えていると、良いことが99個あっても気づかず、
たった1つの悪いことに全意識が集中してしまう。

だったら、ポジティブな思考回路をよく使うようにして、発達させればいい。
私がやっているのは、夜、1日をふりかえり「よかったこと」「感謝したいこと」を
3つ日記帳に書いている。

今まで長い期間、ネガティブなことばかりに意識を向けていたので、
最初は、良かったことなんて何もないよ、と思いなかなか書けなかったが、
「お昼に食べた生姜焼き定食が美味しかった」とか「電車が思ったより混んでなかった」とか
そういう些細なことでいいから、とにかく書くようにして、ポジティブな思考回路を鍛えることにした。
今まで、まったく筋トレをしていなかった人が、毎日腕立て伏せを3回するようにしたって感じかな(笑)

いきなり劇的な変化は期待できないと思うけど、毎日短時間でも、
良かったことに意識を向けることによって
良かったことを考える思考回路が少しずつでも発達してくればいいなと思う。
毎日少しずつでも水をやり続ければ、そのうち大きく育ってくれるかもしれない。
逆にネガティブな思考回路には水をあげないようにする(笑)

私は途中から、日記の最初に必ずある言葉を書くことにした。
「今日はいい日だった、なぜかというと・・・」だ。
最初にこう書くことで、脳がいいこと探しを始めてくれる。
例え嫌なことがあって落ち込んでいる時でも、
「今日はなにかいいことあった?」と自分に質問し、
「今日はいい日だった、なぜかというと・・・」と書くことで、
悪いことよりも良かったことに意識を向けることができるようになってきたような気がする。 

まとめ

まとめると・・・、
物事には、良い面と悪い面の二面性がある。
自分が幸せでいられる解釈を選択できれば一番いい。

でも、それができなくても大丈夫。
嫌なことは嫌なことでいい。
嫌なことを無理やりポジティブに考える必要はない。
そのかわり、良かったことに注目する。
良かったことに意識を向けてあげる。
そうすることで、良かったことに注目する癖がついて、
嫌なことが99つ、良いことが1つだけでも、
自分は幸せだと思えるようになるかもしれない。

こんなことを書きながらも、自分は超ネガティブ思考の人間だ。
何十年もの間、ネガティブな思考回路の筋肉をひたすら鍛えてきてしまったからだと思う。
いいことがたくさんあっても、嫌なことが1つあるだけで、
いつまでもくよくよと気にして落ち込んでしまう。
今までの自分はね・・・。
でも、これからはそんな自分を少しずつでも変えていきたいと思う。

せっかく気づいたのだから、これからは悪いことより良かったことに
意識を向けられるように、毎日良かったことに注目して、
良かったことを探す思考回路を鍛えたいと思う。
そして、「嫌なこともたくさんあるけど、あんまり気にしない」
という風になれたらいいなぁと思う。


今日はいい日だった、なぜかというと・・・
ブログを更新できた!(笑)