これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

俺は知らない

昼休み、食事をした後、60代男性社員(以下Aさん)とバッタリ会った。

その時の会話。

コレノビ「お昼は、何食べたんですか?」
Aさん 「○○の生姜焼き定食」

コレノビ「美味しかったですか?」
Aさん 「あんまり・・・。肉が薄かった。僕のだけそうだったのかもしれないけど・・・。

「僕のだけそうだったのかもしれないけど・・・」という言葉を聞いて、少し笑ってしまった。私も飲食店に行くと、「私のだけ盛りが少ない」「私は店員に嫌われているから、わざと出来が悪いものを出される」という風に、Aさんと同じようなことを思ってしまう。

 

冷静に考えると被害妄想にすぎないということはわかるのだが、その時は本気でそのように考えてしまい、もの凄く落ち込んでしまい、「もう、あんなお店行くものか」とまで思ってしまう。きっと、そういう風に悪い風に考えてしまう思考の癖があるんだろうな。

当たり前の話だが、実際にどうだったかはわからない。
実際に、自分のだけ盛りが少なかったかどうかはわからない。
自分が店員に嫌われているかどうかはわからない。

もしかしたら、逆に自分のだけ盛りが多かったのかもしれない。
もしかしたら、逆に自分は店員にいい客だと思われているのかもしれない。

わからないことを考えて推測しても意味がない。
悪い推測をしても意味がないし、自分が損をするだけだ。

特に、私は物事を悪い方に考えてしまう癖があるので、そのようなことを考え始めてしまった時は「実際はわからないじゃないか」と思い、考えることをやめるようにしている。


エレファントカシマシの「悲しみの果て」という曲が好きだ。
始めて聴いた時、「悲しみの果てに 何があるかなんて 俺は知らない 見たこともない」の「俺は知らない」という歌詞が凄くカッコいいなと思った。

宮本さんがどういう意図でこの歌詞を書いたかはわからないが、
私は物事を悪い風に考えてしまった時に、この「俺は知らない」のフレーズを思い出すことにしている。

人は勝手に解釈して、わかったような気になってしまうが、実際は世の中、知らないことが多い。だけど、勝手に悪い方に推測して、「もうあのお店には行かない」という風に、悪い方へ行動してしまう。これは凄くもったいないことだ。

俺は知らない。世の中わからないことだらけ。
もちろん未来のことも何もわからない。

物事を悪い方に考えてしまっている時は、この「俺は知らない」を思い出そうと思う。
そして、これからは、のびのびと自分にとって素晴らしい日々を送っていきたい。