【痔ろう日記 その9】入院前日、社内に通知
痔ろうの手術で入院することは、事前に直属の上司とその上の上司、そして社長に話をして伝えた。わざわざこんな個人的なことを社長に話す必要もないかなと思ったが、言わないで「俺には何も話がなかった」と思われるよりは伝えておいた方がいいかなと思い話をした。話の流れで、「ストレスとかで、体の抵抗力が落ちているとなりやすいみたいです」と話をしたら、「コレノビさんは、ストレスがたまっていたのかな？ 気づかずにごめんなさい」と言われてしまった。そんなつもりじゃなかったのだが、嫌味を言ったみたいになってしまった。ごめんなさい。
入院前日、会社で関係者に長期休暇を取る旨のメールを送った。特に入院とは書かず、ただ休暇をとることだけを伝えた。メールを送ってから、二人の方が連絡をくれた。一人の方は、「良い知らせ？ 悪い知らせ？」と明るく聞いてくれた。入院すると伝えるといろいろ励ましてくれた。「今度は良い知らせをして、休暇をとれるようにします」と笑いながら伝えた。この人と話すと自然に明るい気持ちになれる。こういう人っているんだな。私もそうなりたい。
もう一人の方も、心配して連絡をくれて、応援してくれた。ありがたいなと思う。自分も、同じような時に自然に声をかけられる人間になりたい。いよいよ明日から入院だ。
