これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

感情は水面にできた波のようなもの

プロフィールにも書いたが、私は対人恐怖症、視線恐怖症(脇見恐怖症)に悩んでいる。

 

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2年位前に、なんとか治したいと思い、何回かカウンセリングを受けたことがある。藁にもすがる思いだった。

ある先生に「緊張して、頭の中がパニックになり、顔が真っ赤になったり、汗が噴き出たり、挙動不審になってしまった時、どうすればいいですか?」と聞いたことがある。
先生は「その時は、自分の感情を受け入れることだ。ああ、自分は今緊張してるんだな、とただ黙って受け止めること。」と教えてくれた。正直、いまいち意味がわからなかった。自分の感情を受け入れる、ただ黙って受け止める・・・???という感じだった。
その後、いろいろな本を読んだり、ブログを見たりしたが、やはり「自分の感情を受け入れることが大切だ」ということがけっこう多くのところで書かれていた。なかなか腑に落ちなかったが、最近、森田療法関連のあるサイトを見て「なるほど」と思うことがあった。それは、「感情は水面にできた波のようなもの」という表現だ。

感情は水面にできた波のようなもの、だから時間が経過すれば自然に消えていく。無理に消そうとすると、逆に水面の波が大きくなってしまう。例えば、緊張している時に「緊張するな!」「緊張おさまれ!」などと思うと、逆に緊張の波がどんどん大きくなってしまう。一方、緊張の波が今来てるな、緊張しているな、と黙って受け入れればいずれその波は自然におさまる。あの時、カウンセラーの先生が言った「自分の感情を受け入れる、ただ黙って受け止める」ということはこういうことだったのかな、と思った。感情は水面にできた波のようなもの、この表現は自分の中でかなり腑に落ちた。

緊張とか怒りとかの感情は、「緊張しちゃだめだ」とか「怒っちゃだめだ」とか止めたくなってしまう。だけど、そうしようとすればするほど、感情の波は大きくなってしまう。そうではなく、そのまま放任しておけば、波はいずれおさまる。
自分の感情を批判するのってよくないんだな。私は今まで自分の感情を自分で批判することが多かった。「こんなことで腹を立てるなんて、自分は器が小さいな」とか「こんなことで悲しくなるなんて、自分は情けないな」とか。それって凄くよくないことだったんだなと思う。だって感情って自然発生してしまってコントロールできないことだから。その感情を外に出すかどうかは自分がコントロールできることだから、反省が必要なこともあるかもしれないけど、感情自体を否定したり反省したりすることはよくないんだなと思う。まだ自分の中ではボヤっとしてるんだけど、自分を受け入れるってもしかしたらこういうことなのかな?と思う。

金曜日の夜なのに、無性に淋しくて憂鬱だ。そう思うのはいいんだけど、淋しいと思う自分が情けない、という風には思っちゃいけないな。淋しいんだな、淋しいよね、って思っていればいいんだな。

まだまだ先の人生は長い。がんばらなくちゃ。