人間ぎらい・・・なのか？
いつ頃からかわからないが、人と接するのが苦手になってしまい、人と関わる場面を避けるようになってしまった。例えば、午前中に会議があって、この流れだとみんなで一緒にランチということになりそうだなと思うと、何か理由をつけてその場から逃げようとしてしまう。そして、一人でランチをしてホッと息をつく。みんなでランチをすれば、誰かがお金を出してくれて、昼食代が浮くことがよくあるのだが、それでも一人でいる時間を私は選択してしまう。昼食をおごってもらう機会を自ら逃したとしても、一人になりたいと思ってしまう。
こんな私だが、昔は違っていた。いろいろな人と出会いたいと思っていたし、いろいろな人と仲良くなりたいと思っていた時もあった。若い頃は、自分と同じ歳ぐらいの人が入社してこないかなと期待していたし、実際歳の近い人が入社してくると自分から話しかけて飲みに誘ったりしていた。でも、今は違う。新しい人が入社してきてもあまり関わりたくないなと思ってしまう。面倒くさいというわけではない。面倒くさいとはまた違った感情だ。
今のご時世、どんな人がいるかわからないので、いつも「この人とはあんまり深く関わらない方がいいな」と思ってしまい、無意識のうちに人を遠ざける言動をしてしまう。それが習慣になっている。それでいて、けっこうな淋しがりや。わがままな性格だ。
人と関わることはリスクが多いと今の私は思っている。今の私には、世の中がそういう風に見えているんだな。昔の自分は違っていた。人と関わることは楽しいと思っていた時もあった。
人生は思い込み、現実は思い込みだ。この思い込みを自分の脳に植えつけたのは誰なんだろう？自分なのかな？もうわかったから、開放してやってくれ。昔の自分に戻りたい。私は何が足りなくて、何を思い知るべきなのだろう？
先週から職場環境が大きく変わり疲れ切っている。毎日同じことを悩み考え続けている。今更しても仕方がない後悔ばかりしてしまう。答えが出ないことをいくら考えても、脳がクタクタになるだけだ。それよりも、未来のこと、これから自分がどうしたいのかを考えよう。
こんなことを書きながら思い出したのは、小島麻由美の「人間ぎらい」という曲。私は音楽を聴きながらいろいろ考えてしまうことが多いのだが、小島麻由美を聴いている時は余計なことを考えずに音を楽しむことができる。もう20年以上聴き続けている大好きなアーティスト。
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