これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

停電と断水

台風の影響で自宅が約丸1日、停電と断水になった。今は復旧している。たったの1日だが、停電と断水は辛かった。

最近は少し涼しい日が続いていたが、停電の日はもの凄く暑く、エアコンなしで過ごすのは非常に辛かった。それから、灯りのない生活が非常に辛かった。個人的に「暗くて見えない」ということがもの凄くストレスになるんだなということがわかった。夜になると部屋が真っ暗で、スマホのライトで部屋を照らしたが、薄暗く本を読める明るさではなくかなりのストレスだった。また、スマホのバッテリーもどんどん減っていき不安になった。

断水もかなり辛かった。私の住んでいるマンションは停電になるとセットで断水になってしまう。水が出ないと本当に不便。コンビニで食べ物を買ってきて、食べる前に手を洗おうとしても水が出ない。せめて水だけでも出てくれればなと何度も思った。

パソコンもやれないし、テレビも見れない。暗くて本も読めない。やることがないので、眠ってしまおうと思ったのだが、暑くてなかなか眠れない。夜は外に出た方が涼しいし、停電になっていない灯りのある公園のベンチに座って本を読もうと思ったのだが、中年男が夜にベンチに座っていて不審者と思われて通報されたら困ると思い、1分ぐらいですぐ帰ってきた。

結局、部屋でずっと横になりながらひたすら早く復旧することを祈っていた。こういう時、一人というのは本当に辛いなと思った。子供の頃、自宅が停電になった時、懐中電灯の影で両親と遊んだことを思い出した。一人暮らし25年以上で一人が慣れている私も、今回は正直淋しいなと思った。こういう時に連絡できる友人がいないというのは辛い。まあ、それは今までの自分の人生の結果で、すべて自分のせいなのだが。
たった1日だが、薄暗い暑い部屋で、何もできずにぼんやりと過ごすのはとても辛く発狂しそうになった。

復旧は夜の11時ぐらいだった。
夜になりその日の復旧はあきらめて「明日、復旧してくれるといいな」と思っていた。明日はお風呂に入らないまま会社に行かなきゃいけないなとか、明日になっても復旧しなかったら駅前のビジネスホテルに泊まろうかなと考えていた。そんなことを考えていたら部屋の電気がついた。夜の11時くらいだった。こんなに遅くまで、誰かが復旧作業をしていてくれたのだなと本当にありがたく思った。早くても復旧は翌日だと思っていたので、本当にありがたかったし嬉しかった。復旧作業をして下さった方、ありがとうございます。

今回のことは、日常の当たり前のありがたさを知るという意味では、自分にとってはいい経験になったのかもしれない。喉元過ぎれば熱さを忘れてしまうのが人間だが、電気がついた時のありがたいと思った気持ちを忘れたくないなと思った。