これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

マルチタスクの癖がついてしまった脳をなおしたい

複数の作業を同時に行う「マルチタスク」。
一見効率がいいようだが、実は逆で効率が悪いらしい。

人は笑いながら怒ることができないように、脳は一つのことしか処理できないらしい。
だから、一見複数の作業を同時にやっているつもりでも、実際は脳の中では、〇〇をやって、切り替えて、▲▲をやるという感じで、脳が随時切り替わっていて、実際は一つのことしか処理していないらしい。
エアコンと同じような感じかな・・・? 暖房と冷房を同時に出すことができないように、暖房にして、切り替えて、冷房にして、切り替えて、また暖房にするといった感じ。

そんな感じでこまめに脳を切り替えているので、マルチタスクは脳に大きな負担をかけているらしい。確かにエアコンの暖房と冷房を何度も切り替えていたら、機械に負担がかかって壊れる可能性が増えそうだ。
しかも脳は癖がついてしまうので、マルチタスクをしていると、シングルタスクができなくなってしまう、すなわち一つのことに集中できなくなってしまうらしい。確かにそうだ。自分に置き換えると思い当たるフシがたくさんある。

私はパソコンやスマホの影響か歳を重ねるごとに、マルチタスクになってきてしまった。今は、マルチタスクが癖づいてしまったのか、一つのことに集中できなくなってしまったような気がする。仕事をしながら、メールが来ているか気になって頻繁にメールチェックをしてしまったり、家で本を読んでいる時に、いつも読んでいるブログが更新されているか気になってチェックしてしまったり、人の話を聞いている時に、頭の中で別のことを考えてしまったり、一つのことに集中できずに、いろいろなことが気になるようになってきてしまった。これって、マルチタスクが癖づいてしまったせいなのかもしれない。

このことに気づいた時は、ガーンと激しく落ち込んだが、脳は癖がつくので、再びシングルタスク脳に戻すことも可能かもしれない。これからは、ひとつのことに集中するシングルタスク脳になれるように訓練していきたいと思う。
それには、当然のことだがマルチタスクをやめることだ。今まではテレビを見ながら(聞きながら)、ネットでブログを読んだりしていたが、そういうことをやめて一つ一つのことに集中しようと思う。結果的にその方が効率が良くなりそうだ。

以前も書いたが、脳を休めるって何も考えないことではないと思う。脳を休めるには何かに没頭することだ。没頭するには、マルチタスクよりシングルタスクなのはいうまでもない。

手始めに、今までは、パソコンでコンピューターと将棋の対局をする時は、音楽を聴きながらやっていたのだがそれをやめた。対局だけに集中するようにした。手拍子で適当に指すことが少なくなり、以前より勝率がよくなったような気がする。そして、やっぱり集中すると楽しさが増すように思う。

癖づいてしまった脳をなおすのは大変だと思うが、今そのことに気づけただけでもよかったと思う。これからマルチタスクをやめて、シングルタスクにしていきたいと思う。
本来は食事も、食事だけに集中した方がいいのかな。ネットをやりながら食事、テレビを見ながら食事は脳に悪そうだ。なかなか難しいが、少しずつシングルタスクを実践していきたいと思う。