これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

自分のせいだと思われるのが怖い

隣の部屋の人のくしゃみの音が大きい。花粉症なのか、怒ったような大きなくしゃみが連続で聞こえてくる。私は音に敏感なので、くしゃみの音が聞こえる度にビクッとしてしまう。正直、うるさいなと思うのだが、わざとやっているわけではないと思うし、仕方のないことなので我慢しようと思う。

ところが、私の部屋の逆隣の人が、くしゃみが聞こえる度に、窓をピシャッと乱暴に閉めたり、大きな咳払いをしている。まるで「うるさいぞ!」と言っているかのようだ。それで、ハッと気づいてドキッとしたのだが、私が大きなくしゃみをしていると誤解されていたら嫌だなと思った。「くしゃみの音がうるさい」と私が怒られたらどうしよう・・・。仮に苦情が来ても、「私じゃなくて隣の部屋の人です」と言えばいいだけの話だが、面倒くさいし、怖い。そもそもそのような心配をしなくてはいけないのがもの凄く心の負担だ。自分は悪くないのだから、ドッシリ構えていればいいのだが、小心者で心配性な私は、どんどん悪い方に考えてしまい不安になってしまう。

今回のことに限らず、自分は何も悪いことをしていないのに、自分がやったと思われたらどうしようと不安になることが多い。例えば、お店の商品を見ようとした時に、商品が汚く荒らされていると、自分がやったと思われたらどうしようと思い、足早に立ち去ろうとしてしまう。逆にその方が疑わられるのに。それから、私は電車の中で耳栓代わりにイヤホンをしている。音は流していない。でも、近くに音漏れをしている人がいると、自分が音漏れしていると思われたら嫌だなと不安になってしまう。そしてイヤホンをはずす。

弱気な性格なんだよな。そんな性格なので、日常でビクビクすることが多く疲れることが多い。損な性格だと思う。・・・と愚痴っていてもはじまらないので、この性格をなおすように、自分を変えていきたいと思う。自分は悪いことをしていないのだから、何も恐れることはない。もし誤解されたら、きちんと説明すればいい。それだけのことだ。それに心配事の9割は起こらないという。大体今までの人生で、今ここに書いたことが実際に起きたことは一度もないじゃないか。大丈夫だ。のびのび生きよう。

それに、こういう心配性な性格のいい面もあるはずだ。例えば、同じような人の気持ちがわかるとか。あと周囲を気にするのであまり周囲に迷惑をかけないとか。だから今のままの自分でもいいかもしれない。考えすぎるのはよそう。