これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

大丈夫、絶対に悪いようにはならないよ

あるショッピングセンターのフードコートに行った時のこと。
注文を受ける若い男性店員がレジに立っていて、その隣に女性の店員が立っていた。女性店員はお盆を拭いていた。私がレジに行って注文しようとすると、それを割り込む形でお年寄りのお客さんがレジの若い男性に何かを聞き出した。レジの若い男性は私に「すいません、少々お待ち下さい」と言って、そのお年寄りの話を聞きだした。ところが話がうまく伝わらないようで、なかなか終わらない。私は待つのはそんなに気にならないので、大変だなと思いながらその様子を見ていた。レジの若い店員さんはチラチラ私の方を見て申し訳ないと気にしてくれている様子だった。

隣にいる女性店員は、当然その状況を把握しているはずなのだが、我関せずという感じでひたすらお盆を拭いていた。男性店員はチラチラと女性店員を見て助けを求めている様子だったが、女性店員はそれがわかっているはずなのに無視。レジはあなたの仕事でしょと言わんばかりに。
くだらない損得を考えないで、「どうぞ」と言ってその女性店員がレジをやればいい。それで解決するはずなのに、その女性店員は私はレジの当番ではないと言わんばかりの態度。私は男性店員が気の毒になり、彼がレジに戻ってきたら、できるだけ笑顔で注文をしようと思った。

会社も同じ。これはうちの部署の仕事じゃない、これは俺の仕事じゃないと仕事の押し付け合い。そして、言いやすい人に面倒な仕事を押し付ける。結果、ある特定の人にだけ仕事が集中することになる。

今日は理不尽な仕事を押し付けられた。ただでさえ期末で忙しい時期なので正直まいった。野球に例えると、7対2で負けていたところに満塁ホームランを打たれた感じ。「これは私の仕事ではありません」と言い返せばいいのだが、私はそれができない。口論になって、そういうことにエネルギーを消耗するのが嫌だから。だったら大変でも仕事をした方がいい。でも、それはいいわけで、ただ単に小心者で度胸がないだけなのかもしれない。

私は意気地なしなのかな。所詮男の世界は言いたいことを言った人が勝つみたいなところがあって、私が結婚できなかったのもそういう気の弱さが一番の原因だと思う。でも、変に意地っ張りな私は、それならそれでしかたがなかったなとも思っている。

家族は一緒にいる時間が長いから大切だという。私は一緒に暮らしている家族はいない。そのかわりいつも自分が一緒にいる。24時間365日、自分が自分のことを考えている。だから自分のことを大切にしようと思う。いつも一緒に一番長い時間一緒にいる人だから。

帰りの電車の中でそのようなことを考えていたら涙が出てきた。そして鼻水が出てきた。慌てて花粉症のふりをした。別にふりをする必要なんてないのにね。自意識過剰だなぁ。

 

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