これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

20代で退職した会社のあまり良くない思い出

20代の頃、ある会社に勤めていたのだが、体調を崩してしまい休みがちになってしまった。どのくらい休んでいたのかは、覚えていないけど、月に5日くらいは休んでいたかな? 

なんとかがんばって会社を続けようと思っていたけど、ある日上司に呼ばれて、「僕も、会議の度に社長から、〇〇君(私のこと)どうするんだ?」と責められるんだよね・・・」と言われてしまった。その言葉を聞いて、辞めてくれということなのかなと思い、私ももう会社に来たくないし、しばらく休みたいと思っていたので、「わかりました。じゃあ、退職します。」と言った。上司はホッとした顔をしていた。おそらく社長から「辞めさせろ」と言われていたのだと思う。

上司と話が終わった後、上司はすぐ社長に報告したのか、30分もしないうちに社長から全社員宛にメールが届いた。
「この度、残念ですが、〇〇君(私のこと)が退職することになりました」・・・という内容のメールだった。そのメールを読んだ時はショックだった。待ったは許さん、みたいな感じで、こっちが気が変わる前に早く退職させようって感じでショックだった。

それから退職日までは1ヵ月ぐらいあって、その間に賞与の支給日もあった。私は当然、いくらかでも賞与をもらえると思っていたのだが、なんと1円ももらえなかった。これはひどいなと思った。賞与支給日に社長に呼ばれて、「退職する人に賞与なんか出せないよ。それにあなたたくさん休んでいたでしょ。うちは日給月給制だから。賞与は出せない。」と言われた。かなりショックだったけど、当時の私は20代だったし、一言も言い返すことができなかった。まあ、しょうがないかって思ったんだよね。今の時代だったら、また違ったと思うけど。

その後、「君は気が弱いから、普通の会社は無理だと思うよ。家族でやっているような小さい会社が向いてるんじゃないかな?」と言われて、ガハハと笑われた。あれはショックだったな。今でも忘れられない。ああいうのを余計な一言っていうんだよな。

その後、退職日までは2週間以上あって、私はもう1日も会社に行きたくないなって思ったんだけど、その時の自分は真面目だったのか、最後くらいしっかりしなきゃなって思って、退職日まで1日も休まなかったんだよね。
針のむしろって感じで、毎日辛かったし、多分会社側ももう来なくていいと思っていたと思うし、行かなくても問題なかったと思うけど、なんか意地というか、最後までしっかり行かなきゃって思ったんだよね。真面目過ぎたのかな? かなりひどい扱いをされたのだから、行かなくてもよかったのかな。退職した次の日、高熱が出たんだよね。よっぽど気が張っていたのだと思う。

最後まできちんと出社したのはよかったのかな? 今考えてもよくわからないや。今は、「逃げた方がいい」「辛いことからは逃げよう」という世の中だよね。まあ、どちらでもいいのかな。ただ自分が本心でしたい方を選択するべきだと思う。私は最後まできちんと行きたかったんだな、きっと。けっこう意地っ張りなのかもしれない。

今も、突然会社に来なくなって、欠勤を続けて、そのまま退職してしまう人がたまにいる。そういう人を見ると、20代のあの会社の退職のことを思い出してしまう。

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