これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

どうせ私は嫌われている

子供の頃の話。
小学5年の3学期に引っ越しをして転校をした。

私は新しい学校になじめず、卒業までいじめにあった。
一番最初に隣の席になった女の子に嫌われたのがきっかけだ。
転校して1ヵ月も立たない間に、
「あいつは汚い」「あいつは臭い」「〇〇菌!」というような感じで、
クラス中から汚いもの扱いされるようになってしまった。
あれは辛かったな。
前の学校では、友達が多くて毎日楽しかったので、まさかそんな目に合うなんて思ってもいなかった。
まあ、当時の私は、服装とか、髪型とかの外見に全然こだわってなかったから、
女の子から見たら不潔だったんだろうな。

クラス中の女子から汚いもの扱いされて、
自分が歩いているだけでも大袈裟に避けられたりして、嫌だったな。
男子は男子でおもしろがって、女子に私の筆箱とかを触らせて、
女子が嫌がるのを見て、楽しんだりしていた。
女子も女子で楽しんでいたと思う。

辛かったのが給食当番の時。
私がおかずを盛る係だと、みんな嫌がって「自分でやるからいい!」って言って、
自分でやって、「あいつは当番なのに仕事してない」って言われた。
あと教室の掃除当番の時、私が机を運ぶと
「私の机、触らないでよ!」って怒られたり、けっこう残酷だったな。


ある日、教室掃除の時、女子が机の脇にかけていた巾着袋のようなものが、
はずれて床に落ちていたんだけど、それを私が床に落としたみたいな感じで、
私のせいにされたことがあった。私は全然心当たりがなかった。

5、6人の女子から凄い勢いで責められて、私は「違うよ、俺じゃないよ」って言ったんだけど聞いてもらえず、
最後は担任の先生まで出てくる騒ぎとなった。
先生にも「僕じゃありません」と言ったんだけど聞いてもらえず、
「君が一言ごめんねと謝ればすむことなんじゃないの?」とにやついた顔で言われて、
みんなの前で謝罪をさせられた。
私が謝罪した時、女子たちはさすがにばつが悪そうな顔をしていた。
あれは理不尽だったな。
でも、ちゃんと「僕じゃありません」と言った当時の私は偉かったと思う。


毎日が辛かったけど、不登校とかにはならなかった。
学校に行かないという発想はなかった。
親に相談しようとか、そういう発想も1ミリもなかった。親にはバレたくないって思った。
プライドなのかな・・・? いまだに親は知らない。

このことは、もう30年以上前のことだけど、なかなか記憶から消えないなぁ。
やっぱりインパクトが強かったんだろうな。
「どうしてそんなひどいことができるんだよ!」ってみんなに言いたかったな。
そして、「ごめんね」って謝ってほしかった。
どうせ自分は嫌われている、という今の私の心の拗ねは、
少なからずあの頃のことが影響していると思う。
あの頃の感情が、消化されないまま心の中でずっと生きているんだろうな。
だからふとした瞬間、感情が症状として出てきているように思う。
わからないけど。

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