「嫌なことや不安なことばかり考えてしまう」から抜け出すには
嫌なことや不安なことばかり考えてしまう
私はメンタルが弱いので、嫌なことや不安なことがあるとそのことばかり考えてしまい
なかなか気持ちを切り替えることができない。
月曜日の会議が心配で、金曜の夜から土日もずっとそのことばかり考えてしまう
なんてことがよくある。
仕事から帰って、家にいる自由な時間も、その日にあった嫌なことを思い出して
イライラしたり、明日のことを考えて不安になってしまったりしている時間が多い。
私は、そんな自分の性格がよくわかっているので、いろいろ注意をしている。
例えば、昼休み間際に傷つくことを言われると、
昼休みを憂鬱な気分で過ごさなくてはならないので
昼休み間際は人と接するのを避けるようにしている。
同様に、帰り間際に何か問題が起こると、
その日の夜から次の日の朝まで不安な気持ちで過ごさなくてはならなくなって、
場合によっては夜眠れなくなってしまうので、遅い時間に不安の種が
起こらないように気をつけている。
まあ、気をつけていても嫌なことや不安になる出来事は起こってしまう時は
起こってしまうのでどうにもならないのだが。
やはり根本的に自分のメンタルを強くして、嫌なことや不安なことがあっても、
気持ちを切り替えられるようになりたいと思う。
答えの出ないことを延々と考えてしまいクタクタになってしまう
嫌なことや不安なことばかり考えていると脳が疲れてしまう。
一番まずいのは、答えの出ない問いかけを自分にしてしまうことだ。
「あの人は、なんで私にあんなひどいことを言うのだろう?」とか
「来週の○○の仕事がうまくいかなかったらどうしよう?」とか
「あの時、○○さんはどう思ったかな? 変な風に思われてたらどうしよう」とか。
自分にこういう問いかけをして、いくら考えても答えは出ない。
でも、脳は必死で答えを探そうとする。
寝ている時も頭の中で考えているから、眠れなかったり、眠りについたとしても
眠りが浅くて、深夜に目が覚めてしまったりして、不眠の原因になってしまう。
そのような状態が続いてしまうと、脳がクタクタになり、メンタルを崩す原因になってしまう。
嫌なことや不安なことばかり考える
↓
答えの出ない問いかけをしてしまう
↓
いつでも脳がフル稼働
↓
不眠、脳がクタクタに
↓
メンタルを崩す原因に
無心になるのは難しい
じゃあ、どうすればいいか?
答えは簡単、嫌なことや不安なことを考えなければいい。
と口でいうのは簡単だが、これが難しい。
これができたら苦労はしない。
よく「無心」という言葉を聞く。
何も考えない。ただぼんやりする。
リラックスして、体の力を抜いて、頭の中を空っぽにする。
一日の中で、定期的にこのような時間を作れば、脳を休めることができて、
体にも心にもよさそうだ。
ただ、「無心になる」というのは難しい。
無心になろうとしても、雑念というか、やっぱりいろいろ嫌なことや不安なことを考えてしまう。
何かに「没頭」すればいい
「無心」の他にもうひとつ嫌なことや不安なことを考えない方法がある。
それは、「没頭」だ。何かに没頭すること。
何でもいい。ゲームでも、スポーツでも、楽器の演奏でも、何かに没頭していれば
その没頭をしている時間は、嫌なことや不安なことを考えなくてすみ、脳を休めることができる。
もしかすると、それを無心というのかもしれない。
私の場合は、「将棋」「カラオケ」それから「文章を書くこと」が没頭できる時間だ。
将棋は、子供の頃からの数少ない趣味だが、将棋が趣味で本当によかったなと思っている。
最近は市販の将棋ソフトでコンピューターと対局しているが、
対局中は、集中(没頭)することができ、嫌なことが頭から消えている。
将棋を考えるから、疲れることは疲れるが、嫌なことばかり考えている疲れとは違って
充実した疲れという感じがする。
(あくまでもアマチュアの趣味の場合。プロ棋士は本業だから違うと思う。)
人間相手だと、もっと没頭できると思うので、そのうちネット上で人と対戦できるサイトで対局してみたいなと思っている。
カラオケも好きで、よく一人で行く。
いつも2時間で18曲ぐらい歌う。
少なくとも歌っている時間は、歌うことに没頭するから、嫌なことを考えなくてすむ。
脳の良いリフレッシュになっているのではないかなと思っている。
ただ、カラオケは頻繁には行けないのが難点だ。
私の場合は土日に行っているが、一人なので混んでいる時は行きづらいので、
月に1、2回ぐらいしか行けない。できれば月に4回ぐらい行きたい。
一緒行くカラオケ友達が欲しいなぁと思う(笑)
それから、文章を書いている時も、「これで意味が通じるかな?」とか
「ここの表現はどうだろうか?」とかいろいろ考えているので、没頭することができる。
また、嫌なことや不安なことを書きだすことで、整理できて客観的な見方をすることができる。
誰かに読んでもらえば、誰かに自分の気持ちを理解してもらえた、と嬉しい気持ちになれる。
ただ、嫌なことや不安なことを書くと、場合によったら、そのことをより深く考えてしまい逆効果な時もあるかもしれない。
そういった意味では、嫌なことや不安なことは、あまり書かない方がいいのかもしれない。
書く時は、なるべく最後は明るい前向きな文章で締めくくった方がいいと思う。
まとめ
というわけで、まとめると、
嫌なことや不安なことばかり考えていると脳がクタクタになってしまう。
考えないためには、無心になればいいが、それはなかなか難しい。
無心になれない場合は、何かに「没頭」すればいい。
まあ、人間、「○○のことを考えない」というのは難しいもので、
そう思えば思うほど、逆に考えてしまうものだ。
だから、他のことを考えて、他のことに夢中になって、
気づいたら「○○のことは忘れていた」というのが理想だと思う。
まあ、そうはいっても、なかなか難しいけどね。
実は私は今、嫌なことと不安なことが同時にあって、いろいろ考えてしまっている。
せめて家にいる自由な時間は、何かに没頭して楽しい時間を過ごしたいと思う。
というわけで、みなさん、嫌なことや不安なことを考えてしまっている時は、
何か好きなことをして「没頭」しましょう!