これからは、のびのび生きよう!

「他人が自分をどう思うか」より「自分が自分をどう思うか」の方が大事。これからは、もっとのびのび生きていきましょう!

勉強とは○○

勉強とは○○。
○○に入る言葉は・・・「取材」です。
勉強とは「取材」。
昔、あるテレビ番組で、聞いたのだがなるほどと思った。

どういう意味かというと、先生の説明を一通り聞き終えたら、
今度は自分が先生の立場に立って、違う誰かに説明をしなくてはいけない。
勉強とはそのための「取材」の場。
そのつもりで先生の話を聞くようにした方がいい。

「勉強」を「人の話を聞く時は」に置き換えてもいいかもしれない。
「人の話を聞く時は取材のつもりで」。
人の話を聞いたら、今度は自分がその話の内容を誰かに説明しなくてはならない、
そのための取材の場のつもりで人の話を聞きましょうということだ。

これを意識していると、理解度が全然違うと思う。
そもそも人の話を聞くというのはけっこう大変なことだ。
聞いている途中で飽きてしまうし、興味がない話になるとここは聞かなくてもいいやと思ってしまう。
そして一生懸命話を聞いても、時間が経つと忘れてしまう。

でも、人に説明するつもりで人の話を聞くと、それだけ本気で聞こうとする。
全部しっかりもれなく話を聞かなくては、と一生懸命聞こうとする。
そして、人の話(他人の言葉)を自分の頭の中で整理して、人に説明するつもりで自分の言葉で
置き換えることによって、記憶に定着して理解度が深まる。

本を読んだり、セミナーに参加したりして、インプットすることももちろん大事だが、
それを頭の中で整理して人に説明するアウトプットも凄く大事だと思う。
もしかしたらインプットよりもアウトプットの方が大事かもしれない。

そしてインプットは、アウトプットすることを前提でした方がいいと思う。
そういった意味では、日々の生活の中の多くのことが「取材」なのかもしれない。

私は子供の頃から控えめな大人しいタイプだったが、本心は目立ちたいと思っていたのか、
よく心の中で人に教えることを妄想をしていた。
小学生の時は、算数が得意だったが、自分が先生だったらこういう風に教えるのに、と思いながら
授業を聞いていた。そして頭の中で自分が教壇に立ってみんなに教えている姿を妄想していた。

また、26歳の時に、税理士試験の勉強をしていたのだが、その時も学習したことを会社の人達に
教える姿を妄想していた。実際に教えることはなかったのだが。

その頃は「取材のつもりで」という意識はなかったのだが、なんとなく、人に教えることを想像しながら、
勉強する癖がついていて、それがよかったのかもしれない。

勉強は取材のつもりで。
人の話を聞く時は、取材のつもりで。
読書は取材のつもりで。

人に教えるための取材の場だと思うことで、本気度が増して理解が深まる。
人間、他人のためにと思うことで、よりがんばろうと思えるものだ。

人生は取材。
行き先は・・・自由。
何事も取材のつもりで、行動していきたい。